入れ歯・義歯について
あなたにピッタリな入れ歯（義歯）で、毎日の生活・食生活を楽しいものにしましょう。
当医院では、生体シリコン用いた義歯を取り扱っています。
生体シリコンは弾力性があり、噛みしめた時の痛みが出にくく、しっかりと噛みしめる事ができます。
入れ歯の種類
スマートデンチャー
金属のバネがない入れ歯をスマートデンチャーといいます。身体にやさしく、金属のバネがないので、外から入れ歯だと分かりにくく、審美性に優れています。また、水分を吸収しにくいので、汚れや臭いがつきにくい、という利点もあります。
金属床義歯（コバルト金属床、チタン金属床）
金属床義歯は、違和感が少なく安定した噛み心地で、上あごの場合は、食べ物の熱が伝わります。その中でもコバルト金属床は、入れ歯用素材として長く使われており、信頼性が高く実績があります。また、近年よく使われているチタン金属床のチタン素材は、体への親和性が高く金属アレルギーを発症される方が稀で、金属アレルギーの方にも安心してお使いいただけます。
| 目安費用 | |
|---|---|
| コバルト | 170,000円（税別） |
| チタン | 220,000円（税別） |
作成手順
- 型取りを行います。
- 義歯をつくる時にまず行う型どりに十分な時間をかけ、精密な型をとります。
- 型に石膏（せっこう）を流し咬合床（こうごうしょう）を作ります。
- 咬合床（こうごうしょう）とは、歯が1本も無い患者さんの場合は噛み合わせていた顎の位置がよくわかりませんので、本来噛んでいた位置を測定するために、ろうのような土台だけの仮の入れ歯を製作します。
- 入れ歯のかみ合わせの高さを決めます。
- 正しい噛み合せを再現するため、前後、左右、上下の位置を慎重に決めます。
- 歯並びを決め、人工の歯を並べていきます。
- できるだけ患者さんの昔の歯に近い自然な歯を仮に並べて、口腔で試適します。
- 後日、違和感が無いか点検します。
- 研磨・消毒し仕上がります。
入れ歯(義歯）のお手入れ
入れ歯のお手入れは重要です。
口臭の原因や入れ歯が原因の口内炎に悩まされてしまうからです。
部分入れ歯の場合、維持装置（クラスプ・バネなど）のかかっている歯や残っている歯がむし歯や歯周病になりやすくなります。
また、プラスチック製の入れ歯の場合傷つきやすいので歯磨き粉（研磨剤が入っているモノ）を使わず軽い力で磨いて下さい。
- 部分入れ歯も総入れ歯も必ずはずす。
- 週2〜3回は、入れ歯用の洗浄剤で洗う。
- 入れ歯が乾燥しないように、水を入れた容器に保管する。
- お口のお手入れ（残っている歯も、しっかり磨く）。
公費の補助制度について
総入れ歯の方には、公費の補助制度が適用される場合がありますので、詳しくはお問い合わせ下さい。